当館の紹介

  中国文字博物館は国務院の認可を経て建てられた文物保護、陣列展示、科学研究の機能を兼ね備えた国家レベルの博物館でございます。2009年11月16日に中国文字博物館の開館を祝う式典が盛大に行われました。式典には、中央政治局常務委員李 長春氏、中央政治局委員、国務委員劉延東氏、全国人 大常委会副委員長、全国婦人連合会主席陳至立氏、全国政協副主席、中国社会科学院院長陳奎元氏、第十期全国人 大常委会副委員長許嘉璐氏ら党と国家指導者が出席しました。李 長春氏が中国文字博物館の開館を宣言し、劉延東氏が党と国務院を代表してスピーチを行いました。河南省安陽市に位置している中国文字博物館は現代建築と殷商時代の宮廷の風格を併せ持ったポストモダニズム形式の建築でございます。第 一期工事の敷地面積は81ムー、建築面積は22700平米、投資額は39751万元に達し、博物館の本館、広場、字坊などが建てられ、それらは文物の収集、展示の機能を持っています。第二期工事の敷地面積は175ムーと計画されています。科学研究センター、科普交流センター、世界的に権威のある言語文字情報資料センター、甲骨文字を学べる場所、文字文化芸術展示センター、「学海」「字山」と言う文化芸術園などが建てられ、建築面積は約32000平米、敷地面積は約175ムー、投資額は約31980万元で、学術交流と科学研究の機能を備えています。


  中国文字博物館に足を踏み入れると、まず中国文字博物館の象徴的建物のひとつである字坊が目に入ります。「坊」というのは、わが国の古い建築の重要な様式のひとつで、「牌坊」、「牌楼」とも言われおり、景観性と象徴性が大変強く、中華文化を代表するもののひとつといえます。中国文字博物館の字坊は高さ18.8メートル、広さ10メートルで、その形は甲骨文と金文の「字」からとったもので...

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